【能登で魚突き】魚突きに関する初心者向けの話を動画を交えて説明

魚突きに興味がある、魚突きをやってみたいとか、魚突き始めて間もない人向けの記事です。今回は以下の事をテーマにしてます。

1.魚突きでは魚を追いかけずに寄せる

2.海に入る前が大事、潮について学ぶ

3.寄せの確率を上げる為にすること

ではいってみましょう。

1.魚突きでは魚を追いかけずに寄せる

先日濁りは酷かったのだが、風向きと潮のタイミングが良かったので潜って来ました。

突果は0だったのですが、100㎝位のヒラマサが今回の記事にピッタリの動きをしてくれたので記事にしようと思いました。

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魚突きでは魚を追いかけない

水中で魚を追う事はほぼありません。

根と言う岩陰に潜った魚を追いかけて穴の中に銛を打ち込む事はあるけれど、
基本的に魚は追いかけません。

魚突きでは魚を追いかけないのはなぜか?

簡単な話です。あっちが早いから。

水中で魚に追いつくことが出来る人類います?ベラにだって追いつけないですよ。

なので魚を追いかけるなんてナンセンスな事は絶対にしません、せいぜい多少の間合いを詰めるくらいですね。

なぜ水中で魚を突けるのか?

広大な海を人類の何十倍もの速さで泳ぎ、そこら中に身を隠す事の出来る魚を水中でどうやって突くのか?

魚突きをしたことが無い人には不思議だと思いますが、誰にでも出来る事です。

魚を寄せる

https://youtu.be/GWqD6v_W4bg
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魚突きは魚を追いかけません、寄せるのです。

動画を見てもらうと分かりますが、4秒の所で画面左上からヒラマサが右に移動しています。

そしてそのまま遠ざかるのではなく、今度は左に向きを変えてもう一度僕の前を通過し奥へ消えて行きます。

ご覧の通り魚が突然僕の所に来たのです。これが寄せです。

魚を寄せて突く

今回のヒラマサは約9秒間僕の視界にいました。もし突くとしたらこの9秒の中で突くのです。

ちなみに動画は16秒にカットしていますが、潜ってからヒラマサが現れるまで1分30秒ほど海中にいました。

寄せとは魚を自分のいる場所に引き付ける事であり、その為には魚が寄ってくるまでの間水中で過ごさなければなりません。

近くに魚がいれば数秒で来る時もあれば、何分待っても来ない時もあります。

来なかったら即移動、別の場所でまた潜水を行います。

要は魚突きはこれの繰り返しです。

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2.海に入る前が大事、潮について学ぶ

魚突きは魚と出会うまで潜水を繰り返すので体力を消耗します。

その為、熟練の突き師は突く技術もさることながら、効率よく魚を突く技にも長けています。

論理的に考えれば簡単な事ですが、これがなかなか難しい。

魚のいない時や、いない場所で泳がない(潜らない)事です。

僕の場合は潮を見ている

海に入ってから魚が何処にいるかという経験値よりも以前に、僕は潮を選んで潜る時間を決めています。

魚のいる場所を知っていてもそこに魚が来ない事があるので、要は魚がお出かけをする日を選んで海に潜るという事です。

魚との出会いを考えれば当然の事ですが、相手は魚ですからね。魚の気持ちになって外を出歩く時はいつなのかを知らなければなりません。

当然のことながら天気が良いとか雨だとかではありません。相手は魚です。

魚が活発になるタイミングを知りたければ潮を知る事です。

次に魚のいるポイントを知っているという経験値

潮を知り魚が活発に活動するタイミングに海に入る。

そして魚のいない所では潜水を行わず魚のいる場所だけで潜水を行う事で、体力は温存され息こらえも長く行う事が出来ます。

水中に長く滞在出来ればその分魚を寄せる確率も上がります。

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3.寄せの確率を上げる為にすること

この潮・ポイント・寄せ(息こらえ)3つの修行が魚突き上級者への道ではないでしょうか。

最終的に寄せが出来なかったり、息こらえの時間が短いと魚は突けませんし、無理をすれば死に関わる重大な事故を招きます。

大事なのは寄せ(息こらえ)だけやポイントだけに着目するのではなく、3つの総合力が突果に繋がるという事を意識する事だと思います。

3つの勉強方法

3つともバランスよくこなした方が良いです。座学もあれば実地もありますが、意識して海に入るだけであっという間に成長すると思います。

先ず潮は完全な座学ですのでググれば直ぐに知識を得られます。得た知識をそのまま近くの海に当てはめれば良いので簡単です。

ただ今まで好きな時に潜っていた人からすると少し面倒くさいかもしれません、潜る時間を絞るというのはロマンが無いですからね。

こんな事言ったら台無しですが、僕が初心者の頃は潮の知識はありましたが関係なしにモーレツに潜っていて、1日10時間くらい泳いだりもしていました。

めちゃんこ泳ぎ過ぎて疲れて眠くて、でももっと魚突きしたかったからウェイト沈めて水面でスノーケルつけたまま寝て、起きたらまた魚突くみたいな事してました。

アホでしたね。

ポイント

これはもう実地しかありません。

上(陸)から見て「お、ここは」って言うのもありますが、結局のところ水中の地形を見てからしか何とも言えません。

何度も潜れる海があれば、先ずはその海を完全に知る事が大事だと思います。

能登の海は季節によって海中の表情が全く変わります。

その原因は海藻で、南西諸島では季節に応じて海中の景色が変わる事はりません。

僕はホームの海でも夏と冬では迷子になります。というか全く地形が見えなくなるので、視覚的に覚えるのは不可能です。

なので陸からの距離や、コンパスを使ったりもします。

息こらえ

これは科学的な介入が著しい分野になりましたね。

僕が魚突きを始めた頃の先生と言えばジャックマイヨール氏でした。

最近魚突きを始めた人では彼を知らない人も多いのではないでしょうか?

映画グランブルーは魚突きをやるなら一度見ておいても良いと思います。

監督はリュックベッソンです、あのTAXIシリーズやレオン、トランスポーターなんかの監督です。

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そしてジャック氏の代表作「イルカと海へ還る日」もおすすめです。

イルカと、海へ還る日

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面白い反面少し寂しい所もありますが、水中や魚突きとは孤独なものです。良い方向に心を鍛えていくのも大切な事だと思います。

息こらえトレーニング方法

昨今フリーダイビングやアプネアという言葉がメディアに露出する事により、競技としても注目されそのトレーニング方法は劇的に進化しました。

もはや僕が行っていたトレーニング方法は論理的でもなくネット上で語れば成果よりも危険性の方が話題になってしまいます。

体験済みですので成長する事は間違いないのですが、時代錯誤ですので皆さんで調べて努力してみて下さい。

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超重要!無事であること

もうこれは本当に大事。

うるさい事かもしれませんが海で死んでは駄目です。

熟練の突き師から学ぶ事は突果だけではなく、今日まで無事でいられた方法もです。

どうか経験者の姿勢を学び、安全に魚突きを楽しんで欲しいです。

まとめ

能登はまだ暫く濁りが続きそうです。海中は砂によって地形が変わっていました。視界も悪くいつもより潜水を多く行ったのでしんどかったです。

突く事は出来ませんでしたが良型のヒラマサも見れました。やっぱり美しいですねー、水中で見る魚は。

そろそろ魚突いた動画あげていこうと思います!

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