【簡単】室外で飼われていたシェパードを室内で飼うたった1つの方法
我が家では2頭のシェパードを室内で飼っている。雌のシェパードえばしは家中好きな所を行き来出来るが、雄のシェパードいぐしの行動範囲は限られている。里親募集で我が家に来たいぐしは室内で飼われていたのではないので、家の中のルールを未だ完全には知らないのだ。
室外で飼われていたシェパードを室内で飼う方法
いぐしは1才の頃我が家に来た。これまで室内で飼われた経験はなく、トイレなどの躾はされていなかった。我が家では犬も室内で飼うという方針なので、何とか1才を過ぎたいぐしに室内で共存する為の躾をたたき込まなければならなかった。
トイレを覚えさせる
いぐしはトイレの躾が出来ていなかった。これは室内で飼う時は非常に面倒くさい。1才ともなれば大も小も相当な量を出すので、そこいらで用を足されると掃除がとても大変なのだ。そこでシェパードを室内で飼う為にする事はトイレの躾となる。
習慣化させる
シェパードに限らず犬も人も習慣化させるのが躾の基本だと思っている。そして習慣化は家族全体で徹底する事だ。誰かの時にはやらないで良いとかいう抜け道を作ってはいけない。
犬の習慣化は結構簡単
犬の場合は1日の活動内容が決まっているので習慣化が簡単だ。我が家の2頭のシェパードの習慣は以下。
7:00:朝食(音楽有)
8:00:散歩
12:00:散歩
17:00:夕食(音楽有)
18:00:散歩
21:00:寝る前のトイレ(音楽有)
1日3回の音楽有は、集落内で時間を知らせる音楽放送が流れるのだ。我が家では「チャンチャラ」と呼ばれ、犬も人間もこの音楽で「あ、飯の時間だ」「あ、トイレだ」という風に習慣化されている。
トイレは家でしたくない
いぐしは最初一生懸命色々な所でトイレをしていた。臭いをつけるのと同時に何処でやったら良いか分からない感じだった。そこで上記の生活を1週間ほど続けたらいぐしは外でしかトイレをしなくなった。と言うか各時間で外に出すときにトイレをするまで家には入れなかった。犬も本当は外でするのが気持ち良いのだと思う。
家でトイレする時は分かる
上記のスケジュールが習慣化されると家でトイレをしなくなる。だが逆にルールに従わなければ2頭のシェパードは家の中でトイレをしてしまう。なので人間の都合でルールを破るとそっくりそのまま片づけという形で跳ね返ってくるのだ。
犬たちに申し訳ない
親戚の集まりなどで家に帰るのが遅くなると2頭のシェパードはほぼトイレをしてしまっている。これは犬の責任ではない、人間の都合で習慣を守らなかった責任だ。でも犬はそうは思わない、「やってしまった・・」感が物凄いので、帰っても玄関に出てこなかったり家の奥の方の部屋で丸くなり上目遣いでこちらを見てくるのだ。本当にすまないと思ってしまう。
トイレと散歩が習慣化されれば信頼関係は積み上がっていく
犬が飼い主を認めてくれるのは散歩とご飯の習慣化からだと思う。この関係なくして信頼関係は結ばれない。毎日ご飯をあげるお母さんが1番になれないのは圧倒的に散歩の時間が短いからだろう。お互いが習慣を守る事で素地が出来上がり、その上に色々な躾が生きて来るのだと思う。
くつを噛むなとかリモコンを噛むなとか
家の中でトイレをしないで済むようになると今度は家中の物をかじってみたくなるのが犬の性だ。雄のシェパードいぐしも色々なものをかじってきた。だが既に習慣化による信頼関係が出来ているので、僕の「駄目!」という言葉を瞬時に理解する。「これはかじっちゃいけないんだな」という様に考えてくれるのだ。
長時間の外出は要注意
とは言え直ぐに徹底出来る訳ではない。我が家では長時間の外出時はいぐしを土間に置いておく。土間は冷たくて寂しい所だが、トイレをしても流せるしかじれるものが何もない。やってしまうと犬も後悔するので、双方の為にそういった場所が家にあると便利だと思う。
2頭のシェパードは一緒にいない
2頭のシェパードは家の中でも住み分けが出来ている。これはいぐしがあほだからではなく、先住犬のえばしを尊重してだ。いぐしはあほなので興奮してウレションはしてしまうが、もう家の中でトイレはしない。それでも2頭を別々にしているのはえばしの存在が大きい。
我が家はえばしが1番
2頭のシェパードに優劣をつける気はないが、我が家ではえばしを優先し、えばしを尊重している。この事についていぐしが嫉妬しているかは分からないし、嫉妬してないとは思う。でもえばしは違うのだ。えばしは自分が1番である事を疑わないし、そうでないのかもという状況になるとパニクってしまう。
先住犬との相性は分からない
既に犬を飼っていて2頭目を迎えるのなら、先住犬を優遇できる環境はあった方が良いと思う。先住犬の性格などにもよると思うが、えばしはお姫様だったのだろう。
まとめ
トイレの躾はそんなんに難しい事ではない。トイレという躾の1点に着目するのではなく、あらゆる躾の基となる習慣化に励めば、細かな躾は後からいくらでも教え込む事が出来ると思う。