旬の奥能登産天然わかめ収穫真っ最中!旅行のお土産におすすめ

この時期はかわかめを貰う事が多い。北西から吹く冬の季節風が収まり、海が穏やかになるため船が出しやすいからだ。


わかめは海底の岩などから生えゆらゆらと波に揺らて育つのだが、海が荒れるとちぎれて浜に流れる着いたり、漁師が刈り取る時に取りそこなったものが流れれ着くことがある。 漁業権を持たない人は打ち上げられたわかめ(海藻全般)を採ることが出来る。逆に言うと漁業権も持たない人は海の中の海藻を採ることは決して出来ない。

海から浜に向かう風によって海を漂うわかめは浜辺に辿り着くため、海から陸にかけて吹くオンショアの風が好機と言える。この時期オンショアの風が吹くと浜辺をうろうろする人が増えるが、皆何かしらの海藻を狙っているのだ。

採れたわかめはみそ汁や酢の物、沢山取れれば冷凍したりするが、都会の人があまり馴染み無いのがぽりぽりわかめではないだろうか?

作り方は超シンプル。干すだけだ。

乾燥させてただ食べるだけ。味付けも何もない。

拾ってきたわかめを流水で洗い、そのまま暫く干すと乾燥したぱりぱりのわかめが出来る。それをポリポリ食べるだけなのだが、これが酒に良く合う。

味付けは何もしていないのに海水の塩分利いて丁度良いのだ。この時期近所では洗濯ばさみに吊るされたわかめを良く見かける。