愛犬たちの死を越えて│新たな人生の始まり

記事を書くのは久しぶりです。
えばしもいぐしも亡くなり、ブログを読み返すのがつらくてブログから遠のいていました。
最近ようやく記事を見返して思い出に浸れるようになりましたが、少し深酒すると枕を濡らしてしまいます。

犬がいる頃は犬のいない生活を想像もできなかったけど、いざいなくなると何の違和感もありません。
リードやえさ箱を片付ければそれまでで、こんなにもあっさりしているのは人間ほど物が残らないからかもしれません。

しかし意識を傾けると日常の風景の至るところに犬たちがいて、当時の思い出が一気に湧きあがると同時に涙が溢れてきます。
「後悔などあるはずがない」と言えるほど尽くしてきたのですが、寂しさはずっと消えません。
あの時もっと・・と言うのは一切ありません、ただまた一緒に散歩にいったり、キャンプをしたり、泳いだりボールを投げたりしたいと思います。

僕は人と違う考え方をしたり、人の思いもしない所に目や意識が行くことがあり、あまり上手に人間関係を築けないところがあります。

でも犬たちにとって僕のそういう部分は一切関係なく、いつも僕だけを見て僕を気にかけてくれる存在でした。
無垢で一方的な無条件の愛情を長く感じていた僕には、そういったものを失った寂しさの方が大きくてたまりません。

でも泣いても、欲してももう戻ってこないので、泣かないようにしています。
代わりに、今までできなかったことを積極的に始め、新たな人生を歩んでいます。

もうシェパードはいないので、くじららいだーとシェパードではなくなりましたけど。
シェパードに関する僕の経験はこれからも書いていこうと思っています。
そうやって思い出を振り返ることで情報を発信し、これからシェパードを家族として迎え入れようと思う人たちの役に立てればと思っています。