狩猟後の100㎏級猪を土の中に埋めて1年後に掘り起こしたら感動した話
約1年前、100㎏級の雄猪を捕まえて解体した後、あまりの雄々しさに形を残しておきたいと思った。
牙をアクセサリーにしたりするのを聞いたことがあったので、牙を抜こうと思ったんだけど全然引っこ抜けなかった。
未だ肉とか色々ついていたので、頭丸ごと土に埋めて全部なくなったら骨だけ取り出そうと思ったのだ。
あれから1年と1カ月。
解体後の猪は土の中に埋めて掘り起こすべき
結論から言うと絶対やった方が良い。
思った以上に綺麗な状態で出て来る様子は本物の発掘調査さながら。
学者が遺跡を発掘した様な喜びと、猪の力強さを改めて感じる事が出来る。
感動するか やってみたら良いと思う。 放っておけばいいだけだし。
猪を骨の状態で堀り起こすのをおすすめする理由
1年間全く忘れていたある日、親戚の子供たちが狭い家に押しよせ「あそぼーあそぼー」とけたたましく叫ぶのでふと土の中に埋めた猪のことを思い出した。
「あーうるさーい!穴でも掘ってろー!」と言って穴を掘る道具を与えたのだ
1 発掘作業は子供が夢中になる
いやー子供って面白いね。
適当に道具渡したら喧嘩して、うまい事落ち着いて、そんでもって協力して、リーダーがいて。
昼間っから酒飲みながら発掘の様子を見ていたら面白いことが色々分かった。
2 見つけた時の感動と手柄の取り合いが面白い
猪を埋めたのは1年前。草が生えたり枯葉が積もったりしてどこに埋めたかすっかり忘れてしまった。
「多分この辺」とだけ伝え子供たちは好き勝手穴を掘り始める。
すると長女ちゃんが「何かあった!」と叫ぶではないか。
白っぽくて硬いものがチラっと見える。
「骨だ!あったー!」と発見を知らせると一斉に子供たちが群がる。
するとどうだ、先ず3女が「長女ちゃんだけズルイ!」という。
ん?なんでだ?
3女「私も見つけたい!」
ん?
すると長男も「長女ちゃんズルイ、それ貸して!」とスコップをとろうとする。
さらに次女も「長女ちゃんズルイ、私もそこ掘ってたのに」と言い出す。
わはは、手柄の取り合いか。長女は大変だな。
3 大人も興奮・感動する
「まぁまぁ皆で掘ろうではないか」とハイボール片手に大人の威厳でその場を沈め、皆で発掘作業を再開。
くくり罠で使う刷毛とか使うから本当の発掘作業のようだ。
あの猪の骨格はこんなんなのかぁーと生きていた頃を思い出す。
凶暴ででかくて本当に怖かった猪。
牙触っただけで指きっちゃったな。
これが
こうなりました。
水で洗ってもう少し綺麗にします
何だか黄色っぽくなるのね。
所々小さな穴があるのはなんでだろ?骨粗しょう症かな?
なんせ牙が凄い
こんなん太ももささったら死にますわ。先っぽの5㎝位マジでめっちゃ切れますから。刃物と一緒ですよ。
因みに上あごと下あごはポロっと外れます。
牙やば・・・
もうこれ頭にかぶれるんじゃないんですか?
まとめ
● 埋めるだけで簡単
● 発掘作業が面白い
● 生きていた頃を思い出したりして感動する
簡単ですのでぜひ挑戦してみて。
嫁も感動してリフォームした家の玄関に置くと言っています。