無料で貰った古民家をリフォーム|脱衣所と天井と床ができて来た

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週末見に行ったら天井もできていたし脱衣所もそれっぽくなっていた。
脱衣所に窓と石膏ボード

脱衣所はほぼ出来た感じ。
壁は嫁が漆喰を塗って白くすると言っていたのでこのままなのかな?
石膏ボードに直接塗って大丈夫かな?
脱衣所には半分板が張られていた

脱衣所の壁は腰の高さ位まで木が張られている。
ここから上に漆喰を塗るらしい。
光がたくさん入る縁側

脱衣所の前は縁側。
光がたくさん入る場所なのでここは僕のお気に入りの場所だ。
ここには縁側と面を合わせてウッドデッキをつくる。
海から上がったらウッドデッキを通って縁側の窓を開け、すぐにお風呂にはいれるってスンポーだ。
脱衣所までの廊下の水滴ちょんちょんを根絶する
サーファーやカヤッカー、魚突きやる人ならわかると思うが、海から上がって風呂場まで行くのには必ずウェットから落ちる水滴がちょんちょんと残る。
嫁はこれが嫌らしく、今回のリフォームでは僕が濡れたまま家に帰っても水滴が出来るだけ残らない仕様にしたのだ。
ウェット脱いでから家入ればって?
やだよ、外で脱いだら寒いじゃん。
天井は嫁が自分で漆喰を塗るらしい

天井もこのままなのかな、嫁が漆喰塗るって言ってた。
天井の漆喰塗りきついぞー。めげなきゃ良いけど。
家を建てるのって急がない方が良いと思う
僕は色々な所に自分が住みたいと思ったタイミング住んできた。
面白そうな所や今よりも自分の生活に合う場所があれば直ぐに移動してきた。
でも30歳位から1つの場所に長くいるようになってきた。
自分のライフスタイルが確立されて、他にはこんな良い場所ないなって所を見つけるのがうまくなったんだと思う。
そんなに早く自ら何かに縛られることはないと思う
僕はこれからまた何処かに行くかもしれない。
それは国外かもしれないし、そうでないかも知れない。
ローン抱えて家を持ってたら簡単に移動は出来ないけど、無料で貰った家なら今度は僕が人にあげても良いと思っている。
今回のリフォームで多少のお金はかかったけど、貰い手に取って良い条件じゃなきゃ処分も出来ないはずだからね。
若いうちに家を建ててたら生き方は絞られるかも知れないからね。家を持つなら遅い方が良いと思った。
住む人の価値観で家は甦る
家を貰った時前の持ち主さんが言っていた。
「自分の生家がなくなるのは嫌だけど、ここで生きていく選択肢はない。だから誰かに住んでもらってこの家が残ってくれればそれで良い」
解体寸前の所で貰った古民家は物凄い付加価値があることを皆は知らない。
この家は能登で一番良いサーフポイントまで徒歩3分。
その海は魚突きする人にとって宝庫のような海。
カヤックに乗れば何処にだって行けるし、様々な地形を楽しめる。
海からしかアプローチ出来ない秘密のキャンプポイントもたくさんある。
風が吹けばカイトだってウィンドだって出来る1㎞の砂浜の海だ。
車で3分走れば猪の山だ。
罠を仕掛ければ100㎏の猪だってとれる。
山菜もとれるし畑だって使いたい放題。
井戸水メインで生活すれば水道代は無料同然。
土地があるから薪風呂だって露天風呂だってなんでも作れる。
大きな納屋もついていて、ワークアウトだって毎日出来る。
都会がだめで田舎が良いとは言わない。自分の生き方に合う場所に住むのが一番幸せってことだろうね。
その自分の生き方ってのをあまり知らないうちに重要な決め事をする必要はないなって思った話でした。