若いシェパードの心配性な所がウザくて浜辺でのんびり出来ない

シェパードって心配性で警戒心が強い犬だ。若いシェパードは特にこの性格が顕著に現れるのだが、これは人間の子供と同じで色々なものに興味があり過ぎて興奮を抑えきれていない様子と一緒。年齢と共に社会経験が増す事で、経験済みの場所、出来毎には落ち着いて反応出来るようになるのだが。

天気が良いので2頭のシェパードを連れて浜辺へ散歩

梅雨の能登地方に少しだけ晴れ間がのぞいた日、気持ちが良いので本を持ってイルカの丘に行きました。2頭のシェパードは放置して僕は読書しようと思っていたので、2頭とも長めのリードで繋いで置くことにしました。

雄のシェパードいぐしがうざい

心配性ないぐしはトラックの荷台に乗って高い所から辺りを警戒している様子。「はっはっはっはっ」と呼吸が荒く、きょろきょろと辺りを見回しては落ち着きがない。段々と眠くなってきた僕にはたまらなくうざいこのシェパードをどうしてくれようかと悩んでいた。

無視して寝てみた

「おい、いぐ、座れ!」というと一先ず座るのだが、直ぐに立ち上がって辺りを警戒する。何度かこのやり取りをしていたが面倒くさいし眠くなってきたので無視して眠ってみた

雨か?

ゆっくりと引き込まれるように眠りに落ちていく感覚、たまらなく気持ち良い瞬間額に水滴がポタリ。現実に連れ戻され悔しい気分になり水滴を拭う。体を起こして空を見上げるが雨雲は無い、何だろう?と思いつつもさっきの続きに戻りたくて直ぐにまた横になった。

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いぐしのよだれじゃねーか!

暫くして意識が遠のく感じになったと思ったら、今度はほっぺたにポタリ。なんなんだよ、くっそ!と思って目を開けたら。

ああ・・・なるほどね。いぐしのよだれじゃねーか!ざけんな!

何故おれの頭の上ではっはっするのだ?

顔に落ちて来る水滴はいぐしのよだれだと分かり無性に腹が立ってきた。「ざけんな!お前あっち行けよ!」と言って押しても何故かまた頭の上あたりに戻ってくる。しかも日陰を作るから寒くもなってきた。

よだれ垂れるわ日陰寒いわはっはっはっうれせーしもう最悪。次から浜辺で読書する時にはいぐし連れて行きません!

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