我が家の用語集の元祖ともいえるビブーティーという用語を忘れていた

このブログのメニューにある用語集。実はこのブログで最もアクセスの多い記事である。コーポレートサイトでもないのに固定ページのアクセスが多いなんていかがなものかと思いつつ、もっと見やすくしないとなぁとも思っている。そんな事を考えていたら用語集の始まりとも言える用語を思い出してしまったのだ。

元祖我が家の用語

遡る事10年位前、この頃から我が家の用語集は蓄積されていった。今回はそんな我が家の用語集の原点でもある用語についてたっぷりと時間を割くことにした。

サイババという人のビブーティーという技

サイババという人を知っているだろうか?詳しくは僕もしらないのだが、霊媒師か占い師の人だったと思う。彼?彼女?をテレビで見た時、手をこすってもじもじしていると何だか砂のようなものを発生させていたのだ。それが何なのかは分からないが、ビブーティーと呼ばれていた。手から砂を出す行為をビブーティーという事だけは覚えていた。

えばしが訓練に行ったら汚くなっていた

サイババやビブーティーの事などすっかり忘れ、えばしが我が家にやってきた。えばしはすぐさま訓練所に行ったので、僕は一定期間の面会謝絶の後頻繁に会いに行くようになった。久しぶりに会うえばしはすっかり大きくなっていたが、同時に痩せていて何だかみすぼらしかった。さらに耳の辺りや体が臭く、思わず僕は訓練士さんにその事を問い詰めたほどだった。

えばしからビブーティー

何度か訓練所に通っていると、帰りの車の中でハンドルが白くなることに気づいた。「ん?なんだこれ?」と最初はその辺の雑巾で拭いていたのだが、家に帰って手を見てびっくりした、両手が真っ白なのだ。

なんじゃこりゃ!っと思い臭いを嗅ぐとえばしの臭いがする。。まさか、これはえばしの体から出たものなのか?とりあえず手を洗うと手は綺麗になったが白い洗面台には泥がはねたような跡が残った。

犬は長期間洗わないと表面に汚れを纏う

この犬の表面の汚れは一度経験すれば何て事はないのだが、家にきて宝物のように扱われていたえばしがこんなに汚れているとは思いもしなかったので結構ショックだった。

俺、ビブーティーを出す!

この手についた犬の表面の汚れは洗えば簡単におちる。だがある日僕は手を洗わずに擦り合わせる事でこの汚れが落ちないか試してみたのだ。

するとどうだ、垢の様に黒っぽい汚れがみるみる手のひらから出て来るではないか!そう、まるで昔見たサイババの様に僕は手からビブーティーを出していたのだ。

そしてうまれた用語ビブってるとビブーティー

こうして生まれた我が家の用語第一弾。えばしをあまりにも長期間お風呂に入れなかった時、触っただけで手が白くなるくらい汚れている状態を我が家では「ビブっている」と呼んでいる。そしてその手をこすり合わせる事で汚れがぽろぽろと手のひらから落ちる様子をビブーティーと呼んでいるのだ。

いぐしがビブりそう

先日の記事でも書いたがいぐしは洗っても直ぐに汚れる。その為なんだか最近いぐしがビブりそうなのだ。ビブーティーはかなりの期間洗わないと発生する現象なので、飼い主としてのプライドが傷つく事もある。こんなになるまで洗ってあげなかった自分を責める事になるからだ。

幼いえばしから始まった我が家の用語集は今、いぐしへと受け継がれ始めている。