自由である為には流行りや常識を捨てなければならない時がある

台風17~19号凄かった。
能登にこれほど大きな台風が何発も来ることはこれまでなかったらしい。これも異常気象の影響なのだろうか?

輪島では伊勢エビがとれ、能登沖でもサメが多くなってきている。
先月奥能登の漁協に務める友人からは定置にかかったジンベイザメの動画が送られてきた。
保険や販売代金などで200万くらいの儲けになるらしく、定置の漁師たちは縁起が良いとはしゃいでいた。

この前はくそでかいサメみたけど、今度はジンベイザメ見れるんじゃないかと少し期待してしまう。

奥能登でのサーフィン

これからの北陸は北西の爆風。
我が家の前にある粟津海岸は北西の風が吹くとオフショアになり、うねりは最高の形で到達する。
太平洋側には敵わないが北陸の冬ではNO1のポイントと言っても過言ではないと思う。

台風の時は普段出来ない場所で出来る

台風が来るといつものポイントは大抵クローズ。
そんな時こそローカルならではのポイントへ直行する。
金沢や県外来る人たちが決して知らないポイントへ向かい貸切りの波を満喫する。台風が来る楽しみはこういったところにある。

いつものポイントは爆発。1㎞くらい先から休む間もなく押し寄せるこの波を乗りこなす技術も勇気もやる気もない。

猟期が近づくにつれ猪が増えてきた

僕の猪猟は在所では結構有名だ。
箱罠に慣れてしまった大物をくくり罠でとって欲しいと依頼が来たり、罠にかかった猪の止め刺しを依頼されることもある。

在所の集まりがあれば必ず農家のじーじたちが相談に来る。「どうけ?おるけ?」「うちの畑の猪どうにかならんけ?」などなど。

困っているのは分かるのだが、僕は皆さんには電柵を進めている。
箱罠は無料で借りれるが1人で動かすのはじーじたちには不可能だ。かかっても止め刺しは結構大変だし、殆どの人は猪が捕れても埋めてしまうのでその作業も大変だ。

くくり罠に至ってはいきなり捕まえるのはほぼ無理、もしかかっても止め刺しが出来ないだろう。
僕に頼まれてもそこまで暇ではないし、罠の設置場所は効率的に仕掛けているのでコースから外れた所に仕掛けるのは非効率だ。

電柵で侵入を防げば身の危険も重労働もない。論理的に考えて電柵がベストなのだ。

「魚突き」の究極形、「魚突かない」というプレイ

魚を突きに海にはしょっちゅう入っている。
イシダイもヒラマサもキジハタもとれるが、動画を撮るのに飽きてしまった。
なんだか良い動画がないとブログも書けない気がしてしまい、魚突きに関するブログを書けなくなっていた。

魚突きにしろサーフィンにしろ、狩猟にしろ、僕はあらゆることにおいて自由でいたい。
「ここの海に入るな」と言われたくないし、「俺の波だ、こっちに来るな」とか言われたくないし、「ここに罠を仕掛けるな」とかも言われたくない。

だからそういった人たちの領域を侵害しないように、距離を保ちつつ自由に楽しんできた。

ところが動画を撮るようになってからは面白いことや出会いもある一方、見ごたえのある動画を撮る事に意識がいってしまい、いつしか無心で楽しんでいた感覚を失っていることに気づいた。

いつも潜る前に水面でカメラの電源を入れ、音が鳴って録画ボタンを押すのだが、録画を開始したのかどうかが分からない。録画開始時にはピコっと音が出るのだが、水面ではなかなかその音を聞きとりにくいのだ。

イライラしながら何度か押しているとピコっと聞こえて、その音を確認してから潜った。

着底してふと思った。「何やってんだおれ?」

銛持ってカメラを回しながら「魚突かない」

3連休に海入ったらまたしてもヒラマサの群れと遭遇したんだよね。
んで、さっき言ったようにカメラのピコっが聞こえなくてめっちゃ凹んでたから、とっさに魚突きを越えた魚突き、魚突かないを思いついたわけだ。

魚突きの動画なんてYoutubeで検索すればいくらでもあるし、何より動画編集とYoutubeにアップする時めちゃんこ時間かかるんだよね。

家の環境やPCのスペックかもしれないけど、もうこの不自由さに耐えられない!と思ったわけ。

んで、咄嗟に思ったのが、世の中魚突き自慢の動画ばっかなら、俺は魚突かない自慢の動画撮ってやると。

突き師なら絶対に我慢できない状況の中で我慢する動画集めてやろうと思ったわけ。

魚突かないの感想

複雑な心境だね。

食べたくない魚を突かないとか。もう1匹突いてるから他の魚は突かないってのはいつものこと。
でも突きたい魚を突かないってのは初めてで、なんかうーんといった感じ。

だけど新鮮な感覚はあった。

でもやっぱ意味ねーと思ったから今度から普通に突くことにするよ。
動画は面倒くせーから多分上げないか、超短い動画になるかも。

兎に角何かに縛られずに魚突きは楽しんだ方が良いと思う。

少し吹っ切れた気がする。

これからの季節の能登遊び

これからは何といってもサーフィンでしょ!もうシーズンまっしぐらで興奮しっぱなし。あとは猟期にも入るので猪猟もお勧め。

捕まえて解体して食べる。当たり前の事だけど一連を実感できる場所や人も多くないはず。能登なら出来るのでこれからの時期はお勧めです。

という訳で色々楽しめる事が多い能登の冬だが、写真や動画に捉われず面白い記事を書いていくよ。まぁ面白い記事には面白い画が必要だからね、頑張ってみます。