【沖縄のお勧め離島】慶良間諸島の1つ座間味島を100%楽しむ方法
最近まで沖縄にいました。出発直前まではブログを更新しようと思っていたのですが、嫁の「離島行ってまでパソコンいじるつもりじゃないでしょうね?やめとかし!」の一言で更新はストップ決定。確かにそういった事は終わってからでも良いなと思い、これから記事をアップしていきます。
離島( 座間味島 )を100%楽しむ方法
結論から言うとのんびりする事です。日帰りとかしないでゆっくり島時間を楽しむ事に限ります。なのでのんびりするコツをこの記事では伝えようと思います。
【 初心者可 】離島でのんびりするワザ5つ
1.本を持っていく
2.朝からお酒を飲む
3.キャンプ場を利用する
4.紙とペンを持ってこれまでとこれからを書き出す
5.島の人と仲良くなってまた来る
1.【確実】本を持っていく
島に本屋はありません。フェリーや高速船の出る泊港にも本屋はありませんし、泊港のローソンにも本はありません。必ず事前にどこか本屋さんで購入しておいて下さい。島時間では本は超大事です、この時間を無駄にしてはいけません。
なぜ離島で本が超大事なのかは以下。
離島へ持っていく本は冒険・挑戦・人生系がお勧め
離島では島時間で生きる人達と関わる事になります。自分の人生や環境と異なった世界は刺激的で、自ずと比較を用いて物事見ようと脳が働きます。異なった世界への憧れや失望を活発に考え、まとめようとします。
作家の石原慎太郎は良く比較を用います、僕は彼の作品の中で比較とはあらゆる部分に存在し、エネルギーの源と成り得るきっかけなのだと学びました。
光と闇、金持ちと貧乏など例を挙げればきりがないですが、兎に角日常とは異なる環境では比較への意識が敏感になり、自分の人生を見つめ直すきっかけになります。
今回持って行ったのは植村直己の「青春を山に賭けて」
植村直己が亡くなったのは1984年2月と言われています。もし生きていれば現在78才ですので、生きた姿を今も見る事は出来たかもしれません。
この本はこれまで数えきれない程読んで来ましたが、今回たまたま出発前に本島の友人宅でこれを見つけたので持っていく事にしました。
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植村直己は登山家であり冒険家でもあり、彼に関しての情報はググればいくらでも出て来るので割愛しますが、登山をしない人が読んでも刺激的な本である事は間違いないと思います。
2.朝からお酒を飲む
お酒を飲めない人は飛ばして下さい。僕も普段はお酒を全く飲まないのですが、離島に来たら朝から飲みます。もう早朝の7時からオリオンビール、9時には島酒飲んでます(笑)
なぜ朝からお酒を飲むのか
結論から言うと気持ちが良いからです。
だって何も予定がないのだから何時に飲んだって良いじゃないですか。木陰にかけたハンモックに揺られながら読書とお酒を楽しむ。
急いで飲む必要はありません、少しづつお酒を飲み始めた時の一番気持ちが良いほろ酔い状態を長く保つようにじっくり飲むのです。
人のペースに合わせて飲むのではなく、自分の心地良さに合わせて自分のペースで飲むのがコツです。
因みに僕が使っているハンモックはこちら。
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沖縄は虫が多いので蚊帳付きをお勧めします。体重75㎏の僕が使っても全く問題ありません。
お酒は島で買いましょう、なのでクーラー必須です。
座間味港から歩いて15分程の場所にある阿真ビーチにはキャンプ場が併設しています。テント泊なら1張500円/1泊です。この阿真ビーチから島の商店105ストアーまでは徒歩20分程、折角気持ちが良くなって来たのに往復40分かけてお酒や氷を買いに行くのは難儀です。クーラーを持参して出来るだけ買物に行かないようにした方が良いです。
座間味島の氷は直ぐに溶ける。離島では氷の確保が超大事。
離島に行ったら如何に氷を確保出来るかを考えた方が良いです。氷はクーラーボックスに入れても物凄い勢いで溶けていきます。出来ればブロック氷を割らずに使うのが良いですが、座間味島にはブロック氷が売っていません。
製氷機で作られた105ストアーの氷は溶けるのが早いので、少しづつ買うのではなく大量に買う事をお勧めします。最低でも5㎏からが良いと思います。
酔ってもクーラーの開け閉めは素早く
ほろ酔いののんべにとって島酒は正にぬちぐすい。美味しく飲むには氷が不可欠なので、酔っ払いのプライドをかけて氷を守りましょう。蓋の閉め忘れなど酔っ払い失格と心得ておきましょう。
3.キャンプ場を利用する
キャンプは離島に行ったらぜひ楽しんでもらいたいのですね。海と拠点が近ければ時間を有効に使う事が出来ます。
ただ不慣れだと睡眠が十分に取れなかったり、荷物が心配など色々不安もあると思いますので、そういう方は無理してキャンプせずに、民宿などを利用した方が良いです。
阿真ビーチのキャンプ場の後方にはバンガローのようなものもありますので、そちらを利用しても良いと思います。
阿真ビーチキャンプ場は中心から外れている
僕はいつも阿真ビーチのキャンプ場に宿泊するので食事も全てキャンプ場で自炊しますが、1日位は島の中心にある居酒屋などにも顔を出します。
この中心地はおしゃれな居酒屋やバー等沢山あり、店内に入れば離島とは思えないお店もあります。
大変賑やかで良い所なのですが、やはり離島に来たら静かなビーチで南風に吹かれながら星空を見るのもお勧めです。
離島での夜の移動はライトが必須。阿真ビーチまでは闇になります。
居酒屋で沖縄料理を楽しんだら阿真ビーチのキャンプ場までは徒歩で帰る事になるのですが、帰る時にはライトがあった方が良いです。
今や携帯のライトも十分な光を発するので大丈夫だとは思いますが、この道は外灯が無いので完全に闇と化します。酔っぱらって海側に落ちないよう、ライトで照らしながら歩道を歩きましょう。
4.紙とペンを持ってこれまでとこれからを書き出す
島で考え感じたことは普段の生活に戻ると直ぐに風化してしまいます。例えそうであっても船や飛行機の中で普段とは違った考えを持った自分の一面を見つめ直す事をお勧めします。
突然押し寄せる感情の波を逃すな
今回僕は後悔の気持ちが押し寄せてきました。多分植村直己の青春を山に賭けてを読んだからだと思います。
7647mのゴジュンバ・カンの頂に立った植村直己は複雑な心境だった。
私が頂上へ上ったと言ってもこの遠征隊が自分のものでなかったこと、それに他の隊員のようにこの遠征に出るため、骨身を削ったわけではなかったからだ。会社の仕事のあと徹夜で計画し、準備をした人たちと私とは遠くへだたっていた。
青春を山に賭けてより 植村直己
今回僕が旅の目的とした座間味サバニ帆走レースは、大会参加に至るまで準備や練習など様々な過程を経ている。何年間も参加してきたからわかるだけに、当日現れてレースに出るのは本当に心苦しかった。
大会もプレレースも出るつもりはないと遅れて島に入った艇長に伝えると「駄目だ」の一言、フェリーで帰りたいと伝えても「駄目だ」の一言。
遂にプレレースに出る事になり結果僕らは圧勝の1位だった。
喜びも束の間一人になりたかった
誰もこの事は口にしないしそもそも僕程神妙に考えてはいない。ただ僕がこういった形での参加が嫌なだけなのだ。勝利を喜ぶ一方でどんどんレースに出たことを後悔し、皆と離れたいと思ってしまった。
ゴールの古座間味ビーチを後にした僕は、その日の夕方のフェリーで帰る友人の撤収を手伝い送り出した後、阿真ビーチのキャンプ場で一人この事を日記に書いた。
普段考えない事を考えたり気づくのは大事なこと
この他にも色々な事を考え書き記した。その全てに対して今後の行動も記した。もちろん座間味に来て沸き起こった心境に対しての行動も書き出し実際に行動した。
能登に戻りこれからはじっくりとその1つ1つを実行していこうと思う。環境の変化がもたらす心境の変化は絶対に書き残し、出来ればその後の行動指針も一緒に書き残して置くことをお勧めする。
5.島の人と仲良くなってまた来る
僕は既にこの大会を機に会う仲間が沢山いる。旅とは誰かに会いに行くのが一番楽しいと思っているので、僕は挑戦系の旅でなければ殆ど友人に会いに行く旅行スタイルだ。
チームで行動するので殆ど同じチームの仲間との会話になるが、それでも寝食を共にして酒を飲みながら語らうのは何よりも楽しいひと時だ。
旅先で友人を増やし再開を約束できる旅が出来たら次回はもっと楽しい旅になると思う。
まとめ
僕的な離島・・沖縄・・旅の楽しみ方は以下。何よりも旅の工程を詰め込み過ぎない事が大事。色々行かなくても1つの場所でも良い、景色を変えるよりも景色の見方や感じ方を変えられる方が僕はその旅に価値があると思う。
1.本を持っていく
2.朝からお酒を飲む
3.キャンプ場を利用する
4.紙とペンを持ってこれまでとこれからを書き出す
5.島の人と仲良くなってまた来る